先進国の建設業界
デザイン先進国では資材と工法、施工順序により変わる構造物変形などの工学的問題はエンジニアに任せて、建築デザイナーは建築物の美学的造形創造に専念している。
デザイン都市シンガポールで双龍(サンヨン)建設が作っているマリナベイセンズ ホテルは57階建物3棟の屋上が連結されている。
側面で見れば垂直建物に傾斜した建物がついた人者形だ。
こういう建築物は‘設計図面とおり’施工すれ事は絶対ならない。
工事中に構造体が倒れるのが常であるためだ。
したがって傾斜した部分はコンクリート打ち段階ごとに転倒しないようにポスト テンションを加えながら工事を進行している。
また、完工後で加えられる各種荷重組合が全体骨組にあたえる影響まで構造エンジニアが検討しなければならない。
これらプロジェクトを見ればデザイナーとエンジニアの役割と責任が明確にあらわれる。
建築デザイナー(Architect)はどんな形状でも思う存分発揮して美しく設計して、エンジニアは選択した工法により工事順序と過程別に安全性を検証しながら最適の工法で建設することになる。
建築に対する教育課程度すでに建築学と建築工学に区分された。
建築学は用途に合う美しくて機能的な建築物をいかなる形状で作るのか (what to build)を主に扱うならば、建築工学はどんな材料と工法、技術で作るのか(how to build)に対して勉強することになる。
すなわち建築学は要求される用途と機能を全部整えた建築物を美しく建設するようにする設計に焦点を合わせた文化創造的学問ならば、建築工学はこのような設計趣旨に合わせて建築物を最も経済的であり丈夫に建設するために可能なすべての材料の研究と新しい技術および工法開発に焦点を合わせた技術創意的学問であるわけだ。
このよう建築現場の変化と建設現場の世界的傾向に応じようとするなら私たちの制度が変わらなければならない。
今のように建築家ひとりに設計だけでない他の業務まで責任知遇は建築法体制では世界的なデザイナーが排出されにくい。
もう私たちも先進国のように建築物の設計、施工、維持管理を別途の法令で運営しなければならない。
‘何を作るだろうか’という設計段階とどのように安全にたてるのかという施工段階の責任を分離しなければならないことだ。
このようにすれば建築デザイナーは建築物構造安全の責任から抜け出して創意的で未来指向的なデザインができるようになって私たちもデザイン先進国にそびえ立つことになるだろう。
世界的なデザイン都市は外国の有名な建築家のいくつかの作品を建設することだけで成り立つのではない。
その都市構成員中で立派なデザイナーが誕生できる制度とこれらが尊敬を受ける社会の雰囲気そしてデザイン政策を持続させる伝統などこれを実践するソフトウェアがその都市のイメージを作っていくことだ。